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【個性的すぎる映画館】渋谷PARCO復活! 「ホワイト シネクイント」は映画館の枠を超えるか?

上映されるのはこんな作品!

 「ホワイト シネクイント」のコンセプトは、「新しいカルチャーや、ファッションブランドとのコラボレーション、なかなか劇場にかかりにくい作品など、実験的なことや作品を発信する映画館」とのこと。「新しい発見、可能性、才能、楽しみ方、無限に広がる無垢な場所」という意味を“WHITE”という文字に託し、「こんなこともするんだとお客様に驚きを提供できるよう、映画館の枠を超えた企画を考えています」と同館映画チームの担当者は話してくれました。

 オープニング上映の1本は、草間彌生の人生と創作に迫るドキュメンタリー『草間彌生∞INFINITY』(2019)。1957年に単身渡米、シアトルでアメリカでの初個展を開き、激動の60年代の中で苦悩しながら送った創作活動や国内外での評価、そして今日に至る若きアーティストへの影響など、幼少期から70年以上にわたるアーティスト、草間の歩みを描きます。映画館入口ではコラボしたTシャツやバッグなども販売されていました。

左/『草間彌生 INFINITY』 右/コラボ商品(撮影:Avanti Press)

 もう1本は、ファッションブランド「HOMME PLISSÉ ISSEY MIYAKE」のショー舞台裏に迫るドキュメンタリー『PLAYGROUNDS Stories behind HOMME PLISSÉ ISSEY MIYAKE』(2019)。2階のショップ「ISSEY MIYAKE SHIBUYA」と併せて楽しみたいですね。

 今後の公開予定は、エマ・トンプソンら原案のロンドンを舞台にしたクリスマスムービー『ラスト・クリスマス』(12月6日~)や、森山直太朗のドキュメンタリー『森山直太朗 人間の森をぬけて』(12月13日~)、ファッションと渋谷を活写する雑誌「NYLON JAPAN」の創刊15周年コラボ企画として、再開発中の渋谷を舞台に3人の女性が夢を追う『転がるビー玉』(2020年1月31日先行公開)などなど。

地下には魅力的な飲食店も

 おひとり様はもちろん、友人や恋人、家族などさまざまなパーティで訪れるのも楽しそうだと思う理由は、地下にある飲食店街のカフェやレストラン、バーが魅力的だから。

 地下1階フロア「カオスキッチン」には、日本各地の人気店が出店しているほか、ジビエや昆虫食を提供する個性派酒場、ARとスイーツを組み合わせたカフェ、ミシュランを獲得したアメリカのラーメン店など多彩な飲食店が集まって、渋谷らしいカオスっぷり! 映画を観た後、地下で食事やお茶、お酒など思い思いのものを囲みながら、品について話すのは楽しそうだなと思った次第です。

地下1階の食・音楽・カルチャーをコンセプトにしたフロア「カオスキッチン」。こちらはMixバー「Campy! bar」(撮影:Avanti Press)

「PARCOとは、発信をする人たちが集まる場」

 “スクラップ・アンド・ビルド”と、常に新しいものを追い求めるアバンギャルド性が特徴というPARCOブランド。「PARCOとはイタリア語の“公園”。発信をする人たちが集まる場と考えている」と牧山社長。

 「いつの時代も新しいものを生み出すのは若い力。“若い”とは年齢ではなく、新しいパワーを表現する力。それを発信するステージを作ったわけです。そして、そんな本当のカルチャーを楽しむ表現力やそれを受け止める力は、引き継がれていかなければならない。新生・渋谷PARCOがそういう場所になればと思っています」

 コンセプトに惹かれて、ふらふらと遊びに行ってしまいそうです。

WHITE CINE QUINTO(ホワイト シネクイント) WEB
住所 東京都渋谷区宇田川町15-1渋谷パルコ8階
電話 (03)6712-7225

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