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山に囲まれた秩父で交差する“青春” 『空の青さを知る人よ』ロケ地を歩く

秩父市観光課も協力

 正道やあかねの勤める設定の市役所は 「秩父市役所」がモデル。駅から約1分と市民が利用しやすい場所にあります。現在の建物は、東日本大震災で旧庁舎が被災し、2017年に新築されたもの。秩父市役所1階エントランスと、隣接する「秩父市歴史文化伝承館」1階交流フロアには「ジオパーク秩父」の展示コーナーもあるそう。訪ねた際には見学してみてはいかがでしょう。

右から市民会館と秩父市役所(撮影:Avanti Press)

そんなあかねと正道が、新渡戸団吉を招へいして手掛ける「音楽の都フェスティバル」。開催地は 「秩父ミューズパーク」の音楽堂です。

「秩父ミューズパーク」音楽堂(撮影:Avanti Press)

 ひょんなことからフェスティバルでベースを弾くことになったあおいは、音楽堂脇の階段でギターを弾く慎之介を見かけます。その階段で、慎之介と出口の見えない話をするのはあかね。彼の去った後、あかねがひとり涙するのもこの階段です。何気ない場所ですが、映画を観た後は印象に残る階段です。

慎之介とあかねが話す階段(撮影:Avanti Press)

 「秩父ミューズパーク」には、野外ステージもあります。ここのドーム型の屋根はとても印象的。正道とあかねは、この建物を管理する市の人間。苦労を抱えながら、彼らは無理をしてでもこの催しを成功させたいと奔走します。地に足の着いた生活のあかねと正道、現実から目を背けている慎之介。歩んできた13年の対比が際立つシーンです。

慎之介の後ろに見える野外ステージの屋根(撮影:Avanti Press)

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