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熱海のために怪獣たちが結集! かつて“破壊”された街で熱海怪獣映画祭

この秋は美食と温泉、そして怪獣!

 映画祭のメイン会場は「熱海東宝映画館」を改装した 「国際観光専門学校熱海校」。2019年の第2回は、熱海市が舞台となった『キングコング対ゴジラ』(東宝)や『ウルトラマン 第11話 宇宙から来た暴れん坊』(1966/円谷プロダクション)などを上映する。

「熱海東宝映画館」を改装した「国際観光専門学校熱海校」(撮影:永田雅之)

 ウルトラマンシリーズを手掛ける特撮映画の第一人者・田口清隆監督が主宰する怪獣映画上映のイベント「全国自主怪獣映画選手権 熱海傑作選」や、ゴジラ音楽のコンサート「ゴジラ伝説 熱海絶対防衛ライブ」も開催予定。コンサートは井上誠さんが企画したもので、音楽家・巻上公一さん(熱海市在住)率いるヒカシューや地元のゴスペルチームが出演する。また、子ども向けイベントや怪獣映画にちなんだ街歩きといった各種イベントもあり、子どもからシニアまで楽しめる内容になっている。

 さらに、熱海は小津安二郎監督の名作『東京物語』(1953)、高畑勲監督のアニメ『おもひでぽろぽろ』(1991)、カンヌ国際映画祭監督賞を受賞したエドワード・ヤン監督『ヤンヤン 夏の思い出』(2000)、多部未華子・綾野剛・松坂桃李出演の『ピース オブ ケイク』(2015)などのロケ地。高倉健さんが愛した中華ラーメン店「石川屋」(熱海市銀座町9-3)も有名だ。各種ラーメンはもちろん、名物のふわとろオムライスが絶品。

高倉健さんも大好きだった中華ラーメン店「石川屋」の名物オムライス。懐かしいケチャップ味に、卵がふわとろ。ラーメン提供後に調理するので、遅めのランチタイムに来店するのがオススメ(撮影:平辻哲也)

 熱海駅から徒歩2分の共同浴場「熱海駅前温泉浴場」(熱海市田原本町8-16)は大人500円。ワンコインで日ごろの疲れを癒やせる。ほかにも熱海市内には、低料金で楽しめる共同浴場や、1000~2000円前後で日帰り入浴もできる宿泊施設が多数ある。

「熱海駅前温泉浴場」の昭和ムードは必見(撮影:平辻哲也)

 また、花火大会といえば夏のイメージだが、「熱海海上花火大会」は四季を通じて開催。この映画祭の日程とは重ならないが、2019年は12月8日、15日が残っているので、気になった方はぜひ! 澄んだ冬空に上がる花火はまた格別な美しさに違いない。

秋と冬にも開催される「熱海海上花火大会」(撮影:平辻哲也)

 熱海には魅力的なスポット、イベントが目白押し。怪獣映画祭をきっかけに熱海に出かけてみてほしい! かつて、大暴れし、街を壊滅させた怪獣たちが熱海を救うさまが見られるかもしれない。これは、なんとも痛快な話ではないか。

熱海怪獣映画祭 WEB
熱海を盛り上げようと、熱海と映画を愛する市民の有志により2018年に立ち上げられた映画祭。怪獣をテーマにした映画祭で、『キングコング対ゴジラ』や『巨大獣ガッパ』(1967)など数々の特撮怪獣作品の舞台となった熱海を“怪獣の聖地”として定着させることを目指す。第2回は2019年11月22日(金)~24日(日)開催。

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