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【個性的すぎる映画館】上海初の24時間映画館に! “魔都”の時代から最先端を行く「国泰電影院」

外はレトロでも内部は最新!

 では、早速中へ。2003年に大改修を終えているため、歴史を感じるポイントはこれまでの姿をまとめた看板と、当時の雰囲気を再現した天井程度です。上映作品の掲示やチケット販売システム、売店などはどれもイマドキ。現在も多数の観客を集める人気映画館として運営されています。

左上/これまでの歩みを振り返る写真看板 右上/内部でレトロを感じるポイントは意外と少ない 下/正面入口の天井ポップコーンとコーラも標準装備(撮影:goo映画編集部)

 エントランスはコンパクトですが、内部は奥に広く続いています。2003年の大改修では座席数978の上映ホールが3つのホールに分割され、カフェなども設置されました。

奥に広い構造。おしゃれなカフェもある(撮影:goo映画編集部)

 上映作品ももちろん最新。中国ではハリウッド映画が日本よりも早く公開される傾向があります。取材に訪れた7月中旬も、日本では8月9日公開の『ライオン・キング』がすでに上映されていました。「誰よりも早く観たいから上海へ!」という旅もアリですね。

『ライオン・キング』は若年層に人気。3Dメガネを受け取って中へ(撮影:goo映画編集部)

 現在も人気映画館として抜群の知名度を誇る「国泰電影院」。2019年7月には上海初の「24時間映画館」に指定されました。これまで上海は夜10時以降の上映が毎晩800回程度だったそう。0時以降に上映する「24時間映画館」は、上海の夜文化と夜間経済の発展を促す目的で誕生しました。

 また、おなじく「24時間映画館」指定されたに「大光明電影院」(グランド・シネマ、上海市黄浦区南京西路216号)も1928年オープンの老舗です。30年代から上海を代表する2大映画館が、オープン100周年を前に最新の「24時間映画館」に。激動の上海をいまもけん引する存在が映画館とは、映画ファンにとってうれしい状況ですね!

国泰電影院 キャセイ・シアター
住所 上海市黄浦区淮海中路870号
地下鉄1号線「陝西南路」駅 3号出口至近

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