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【日本の映画祭】『カメ止め』監督も輩出! SKIPシティ国際Dシネマ映画祭が楽しい理由とは

④ 「東京との関所」川口でグルメを楽しめる!

 そうは言われても川口って、『翔んで埼玉』(2019)で東京との関所が置かれていた場所。「埼玉都民の住処でしょう!」という突っ込みが入りそう。でも、だからこそ面白いのです。

 川口駅発の無料直行バスで往復される方は、安さとうまさで庶民の胃袋を満たしてくれる、そごう裏のセントラルアヴェニュー商店会へ。路地を入った一画に、炭火焼鳥と燻製 「ケブリノ」、炭火焼鳥 「とさか」、居酒屋 「谷ツ田」、自家製麺 「竜葵」、イタリアン「ヴォーノ」(埼玉県川口市栄町3-5-19)、居酒屋「わんえもん」(埼玉県川口市栄町3-5)など、おいしくて、胃にもお財布にも優しい店が並ぶ。さすがに週末は混み合うので、足を運ぶ際は予約の電話を入れることをお勧めします。

セントラルアヴェニュー商店会(撮影:Avanti Press)

 路面バスで帰ろうという方は、いま話題の西川口駅方面へ。かつてのピンクなイメージから一新。現在は、あの広い中国の食文化を、西川口南通り商店会だけで味わうことができる、中華料理屋ひしめく町となっている。深夜の人気テレビ番組「タモリ倶楽部」で紹介されて人気の出た「滕記鉄鍋炖」(川口市西川口1-24-2 B1)もこちらに。具を煮る大きな鉄鍋に、とうもろこしパン種を貼り付けて蒸す鍋はぜひ食していただきたい逸品。

鉄鍋が大人気。でも2人では食べきれないのでぜひ大勢で!(撮影:Avanti Press)

 また江戸時代、川を使った流通拠点だった川口ならでは、材木屋さん跡地をリノベーションしたクラフトビール醸造工場兼専門店 「グロウブリューハウス」(GROW BREW HOUSE)ではおいしいクラフトビールを楽しめるうえ、お店が掲げる「西川口全体がフードコートだ!」の言葉通り周辺の店でテイクアウトしたつまみを食べながらビールを飲むことができる。いろいろ味わいたいなら、このお店を拠点にするのが効率的かも。

「グロウブリューハウス」醸造長の岩立佳泰さん(撮影:Avanti Press)

 最後には西川口西口きっての本格派バー 「カスク&スティル」へ。大沢在昌さんも杯を傾けたそのカウンターからは、400種以上のウイスキーのボトルが見える。ウイスキーのことをまったく知らなくても、ドキュメンタリー映画『シューマンズ バー ブック』(2017)のチャールズ・シューマンさんとも対談したマスターが、言葉は少ないながらぴったりな一杯を見つけ出してくれるのでご安心を。

「カスク&スティル」マスターの川本将人さん(撮影:Avanti Press)

SKIPシティ国際Dシネマ映画祭 WEB
2004年に埼玉県川口市で誕生した映画祭。デジタルシネマにいち早くフォーカスした国際コンペティション映画祭であったが、映画産業の変革の中で、新たに生み出されたビジネスチャンスを掴もうとする若い才能の発掘と育成を目的とした。国際コンペティションと長編部門と短編部門の2部門で構成される国内コンペティション部門がある。本年は92の国と地域から、合計861本の応募があった。

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