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【映画祭で食べよう】大阪アジアン映画祭の海外ゲストを魅了した大阪グルメ

『聖の青春』登場の将棋会館に謎の行列

 それにしても、大阪・福島も変わりました。この辺りはほんの数年前は、大阪の人だって滅多に来ない、何もない地味ぃ〜な街でした。それが1997年にJR東西線新福島駅が開設され、2008年にはABC朝日放送が北区大淀から、再開発が進む堂島川沿いの福島に移転。2013年にスタートした大阪環状線改造プロジェクトの一環で福島駅周辺も整備されると、続々と飲食店がオープン。

夜遅い時間なのにこの繁盛(撮影:中山治美)

 今年は、映画祭でメインとなる会場がABCホールと新梅田シティにあるシネ・リーブル梅田だったため、2つの劇場を徒歩移動すると、街のあちこちで行列に遭遇しました。紀州鴨を使ったスープが評判の 「燃えよ麺助」に、焼きたてパンの店 「パーネ・ポルチーニ」、おでんの 「花くじら」など。せっかちな大阪人に「待ってでも食べたい」と思わせるのだから、相当なもんです。JR福島駅北側、「関西将棋会館」1階にある 「レストラン イレブン」もその一つ。

ランチ時は近隣の会社員たちが列を作る「関西将棋会館」の「レストラン イレブン」(撮影:中山治美)

 「関西将棋会館」といえば、映画『聖の青春』(2016)の主人公・村山聖九段や、藤井聡太七段が通った場所じゃないですか。「レストラン イレブン」は、藤井七段が同会館での対局の際に勝負メシを度々オーダーするレストランとしても有名。ゲンを担いでここで食べて、午後からの仕事も頑張るぞ! というお父さんたちも多いのでしょう。

 ただ、映画上映の合間の食事となると、並んでいる時間がなくあえなく断念。かろうじてセルフサービスのうどん店「讃く」(さんく)のランチタイムに入店しました。これが香味麦芽を使ったコシのあるモチモチのうどんで、大当たり!! すだちをキュッと絞って醤油をぶっかけて頂きましたよ。あぁ、それにしても気になる店が多すぎて全然消化できず。来年も参加して、リベンジせねば!

左/この立派な店構えで、券売機でセルフサービススタイルというのも乙。うどん讃く 右/香味麦芽のツヤツヤうどんを見よ! すだち醤油うどん。コストパフォーマンスも最高(撮影:中山治美)

うどん 讃く WEB
住所 大阪市福島区福島2-8-3
電話 (06)6451-4115

シメはクイーンのメンバーも立ち寄った有名店

 そして帰京する際は、大阪駅近くの新梅田食堂街にある関東煮の名店「たこ梅」の北店に寄って、好物のたこの甘露煮と、ゆばの関東煮を味わい映画祭打ち上げは完了。

左/開発が進む大阪駅周辺で取り残されたように小さな店舗が並ぶ新梅田食堂街に「たこ梅」北店がある。本店は道頓堀 右/3月に訪れた時の旬のメニュー。菜の花もおでんに(撮影:中山治美)

 在阪の音楽関係者によると実はここ、映画『ボヘミアン・ラプソディ』(2018)効果で再ブレイク中のクイーンのメンバーもその昔、大阪公演の際に立ち寄ったそうですよ。カウンターだけの店なので、居合わせた人はビックリしたでしょうね。そんな思わぬ出会いを期待して、来年3月は大阪へGO!

たこ梅 北店 WEB
住所 大阪市北区角田町9-26 新梅田食道街1F
電話 (06)6311-5095
大阪アジアン映画祭 Osaka Asian Film Festival WEB
毎年3月に開催されるアジアのエンタテインメントな映画を集めた映画祭。2005年に「韓国エンタテイメント映画祭2005 in大阪」が開催され、翌年「大阪アジアン映画祭」に名称が変更。第4回より映画評論家・暉峻創三がプログラミング・ディレクターを務め、「大阪発。日本全国、そしてアジアへ!」をテーマにより質の高いアジア映画を選定し、上映している。また、アジア諸国の映画人を迎えたシンポジウムを開催するなど多彩な事業にも取り組んでいる

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