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あの名曲をもう一度!映画史に残るミュージカル映画
ミュージカル映画を大特集!
会話や感情、物語の展開などを歌や踊りによって表現していくミュージカル。
そんな独特の世界観を持つミュージカルを舞台からそのままスクリーンに置き換えてしまったのが「ミュージカル映画」。
今回はミュージカル映画の傑作といわれる作品を、劇中流れる代表曲、または印象に残る名曲とともに振り返ってみました。
唐突な場面転換、突然始まる歌や踊り、それに付いて行けず、「ミュージカルはちょっと苦手」というあなた!この機会に食わず嫌いを克服してみませんか?
『サウンド・オブ・ミュージック』
美しいアルプスの自然を背景に、躍動感溢れる音楽と映像、そして心温まるストーリーがジュリー・アンドリュースの伸びやかな歌声と共に展開する、アカデミー賞5部門(作品賞、監督賞、音響賞、編集賞、編曲賞)を受賞したミュージカル映画の最高傑作。
草原で子供たちとジュリーが奏でる「ドレミの歌」を初め、
「エーデルワイス」や、「私のお気に入り(My Favorite Things)」 など、劇中登場する数々のナンバーは今なお世界で愛され続ける名曲ばかり。
- ♪この作品の代表曲: 「ドレミの歌」、「エーデルワイス」、「私のお気に入り」 など
『オペラ座の怪人』
「キャッツ」「エビータ」などで知られる天才作曲家アンドリュー・ロイド=ウェバーが自身の最高傑作と認める「オペラ座の怪人」を、彼みずからの作曲・脚本・プロデュースによって、完全映画化した作品。
キャストは、存在感のある演技と抜群の歌唱力を見せるジェラルド・バトラーを筆頭に、現代の歌姫エミー・ロッサムなど、ミュージカルの世界観を損なわない人気実力派が勢揃い。19世紀のオペラ座を再現し、きらびやかな夢の世界を作り上げている。
作品冒頭、大音量で流れる「The Phantom of the Opera」をバックに、シャンデリアが再び輝きを取り戻し、豪華絢爛のオペラ座がよみがえるシーンは圧巻!鳥肌ものです。
ミュージカル版「オペラ座の怪人」ファンも納得の一作。
- ♪この作品の代表曲: 「The Phantom of the Opera」 、「Masquerade」 など
『雨に唄えば』
サイレント映画からトーキーへと転換期を迎えたハリウッドを舞台に、人気スターたちの恋を描いた、ジーン・ケリー監督・主演で贈る傑作ミュージカル。
ハリウッドの舞台裏や男女の恋模様が、心躍る数々の名曲をバックに華やかに繰り広げられている。
ジーン・ケリーが雨の中、傘を差して「雨に唄えば」を歌い踊るシーンはあまりにも有名ですね。
聞けば誰もが知っている「雨に唄えば」。百貨店では、雨が降り出したことを店内のスタッフに知らせるためにこの曲を流すというエピソードは、メディアでも何度か紹介されています。
雨がやんだことをあえて知らせるなら、映画『オズの魔法使』でジュディ・ガーランドが歌う「オーバー・ザ・レインボー」などがかかると面白いですね。
どちらも様々なアーティストがカバーしている名曲です。
- ♪この作品の代表曲: 「雨に唄えば」
『シカゴ』
トニー賞にも輝いたボブ・フォッシーの同名ミュージカルを原作に、ショー・ビジネスに渦巻く嫉妬と欲望、愛と裏切りを華やかに描く。
監督・振付は人気ミュージカルを手がけてきたロブ・マーシャル。レニー・ゼルウィガー、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、リチャード・ギアら豪華俳優陣がシカゴの街を彩る夢と野望を、それぞれの個性を生かした歌と踊りで綴る本作は、アカデミー賞にて最優秀作品賞、最優秀助演女優賞などの6部門を制覇。
この作品で印象に残るのはキャサリン・ゼタ=ジョーンズの「ALL THAT JAZZ」。舞台女優出身というだけあって歌も踊りもパーフェクト!一見の価値ありです。
さすが悪女役を演じさせたら右に出るものはいない(?)キャサリン、こずるくて野心あふれるキャバレーの歌姫”ヴェルマ”を歌と踊りと表情で見事に表現しています。
ロキシーを演じたレニー・セルヴィガーはマリリン・モンローを思わせるキュートな歌声を披露。2大女優の魅力がたっぷり詰まった一作です。
- ♪この作品の代表曲: 「ALL THAT JAZZ」
『エビータ』
アルゼンチンの聖母、エバ・ペロンの33年間という短くも激しい生涯をオペラ風に綴ってゆく。
"エビータ"の愛称で民衆から慕われ続けているこの歴史的人物を演じるのは、世界のスーパースターであるマドンナ。彼女のスキャンダラスな印象から、「マドンナに演じてほしくない」というアルゼンチン国民の激しい反発を受けるも、「エビータ役をやれるのは私以外にはいない」とアルゼンチン大統領にまで直訴し、この役を獲得。本作で素晴らしい歌と文字通りの熱演を披露し、周囲を納得させた。マドンナはこの作品でゴールデン・グローブ賞主演女優賞を受賞。
本作の代表曲といえば、「Don't cry for me,Argentina」。
4000人のエキストラを前に実際の大統領官邸のバルコニーで、マドンナがこの曲を熱唱するシーンが劇中2度でてくるのですが、
その時々のエバの置かれる状況によって見事に歌い分けられ、巧みにエバの心情を表現しています。このシーンでマドンナの演技と歌声に強い感銘を受けた人も多いのではないでしょうか。
エバの下心や心情を歌うアントニオ・バンデラス。彼の濃い顔にマッチした独特で渋みのある歌声も、この作品にスパイスを利かせています。
- ♪この作品の代表曲: 「Don't cry for Me Argentina」
goo Music Storeで楽曲をダウンロード! → 『エビータ』オリジナルサウンドトラック 「Music From The Motion Picture "Evita"」
おまけ:これぞ日本のミュージカル映画!!『嫌われ松子の一生』
山田冬樹の同名人気小説を、「下妻物語」の中島哲也監督が映画化した、いまだかつてない新感覚ストーリー。20代の女教師が「男」によって坂道を転がるように転落していく、彼女の一生を描く。
中谷美紀、瑛太、伊勢谷友介ら俳優陣のほかに、お笑い芸人や歌手などあらゆる方面で活躍する著名人がキャストとして参加していることでも話題を呼んだ。
台詞のほとんどを歌で表現する前述の海外ミュージカル映画とは違い、ストーリー展開の主体は台詞、主人公松子の心情を表す際に歌と踊りが効果的に差し込まれるといった構成となっているので
ミュージカル映画は苦手、という方でもさほどの違和感を感じずに入りこめるのではないでしょうか。
あまりにも悲惨すぎる彼女の一生が、歌と踊り、そしてファンタジー感あふれる特殊効果によって表現されることで緩和され、愛を求めたがゆえに不幸な人生を歩むことになってしまった松子を愛おしいとさえ思わせてくれます。
- ♪この作品の代表曲: 「LOVE IS BUBBLE」、「What Is A Life」など
goo Music Storeで楽曲をダウンロード! → 『嫌われ松子の一生』オリジナルサウンドトラック 「嫌われ松子の歌たち」
関連情報 - 日本のミュージカル映画 :『オペレッタ狸御殿』 、 『恋に唄えば♪』
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