ミュンヘン [2006年2月4日公開]
映画監督としての凄み
「宇宙戦争」を撮った同じ監督とは思えません。
女性を暗殺するシーン、イスラエル選手団が射殺されるシーンの描写はあまりに残酷で、それだけにリアリティがあり、テロに対する強烈な批判を感じ取ることができます。
アラブのテロリストに理解を示したように受け取れるシーンはユダヤ社会から結構反発されたようですが、自身のバックグラウンドからの非難を覚悟でこの映画を撮った勇気に敬服します。
感じたことは、ユダヤ向け、パレスチナ向け、アメリカ向けに撮ったのではなく、今どこかの細胞として潜伏しているであろう「テロリスト向け」に撮ったのでは?ということです。
自分の社会では「善」であることは、他の社会からみて「悪」になりかねないこと、暴力による復讐に終わりはなく、結局自分、家族の身に跳ね返ってくること。。。
それをテロリスト向けのメッセージとして発信したかったのではないでしょうか。
実際の事件を扱ってはいますが、完全な真実のみを描いているわけではないので、「事実はこうじぇね」的な批判もあるようですが、それは司馬遼太郎の小説を「ここは史実と違う」と批判するようなものですね。
映画ですから、真実云々より、監督が伝えたいメッセージを受け取ってほしいです。
女性を暗殺するシーン、イスラエル選手団が射殺されるシーンの描写はあまりに残酷で、それだけにリアリティがあり、テロに対する強烈な批判を感じ取ることができます。
アラブのテロリストに理解を示したように受け取れるシーンはユダヤ社会から結構反発されたようですが、自身のバックグラウンドからの非難を覚悟でこの映画を撮った勇気に敬服します。
感じたことは、ユダヤ向け、パレスチナ向け、アメリカ向けに撮ったのではなく、今どこかの細胞として潜伏しているであろう「テロリスト向け」に撮ったのでは?ということです。
自分の社会では「善」であることは、他の社会からみて「悪」になりかねないこと、暴力による復讐に終わりはなく、結局自分、家族の身に跳ね返ってくること。。。
それをテロリスト向けのメッセージとして発信したかったのではないでしょうか。
実際の事件を扱ってはいますが、完全な真実のみを描いているわけではないので、「事実はこうじぇね」的な批判もあるようですが、それは司馬遼太郎の小説を「ここは史実と違う」と批判するようなものですね。
映画ですから、真実云々より、監督が伝えたいメッセージを受け取ってほしいです。
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