僕は妹に恋をする [2007年1月20日公開]
誰にだってある気持ち
凄く疲れたなー最近っていうときや、あれ、なんだっけ?最近誰のことも思ってないじゃん自分っていうときに、こういう文学系の匂いのする映画に出会ってしまうとやばい。
急に、自分の幼かった頃の、誰かをスキだった気持ちとか、すっげー大事にしていたものに対する執着とか、そういう匂いがそこから、ちいさな隙間から漂って、深夜、昼間に見た『僕は妹に恋をする』のなかの、人間の気持ちのまったく理屈を越えた強さとか、無軌道なのに、どこかでセーブしようとするから余計に、気持ちが止まらなくなる苦しさを思い出してしまう。
物語の筋としては、兄が妹をそして妹が兄を好きになって関係を結ぶというのは、まあそれなりにタブーの話としてはありがちかもしれない。
でも、この映画が他の似たような筋書きと際立って異なっている点は、松本潤と榮倉奈々のあまりにもドキュメンタリーなくらい肉薄したこころの揺れを映像として音楽にのせてしまった美しさだと思う。残像からこみあげる純粋な子どものころの何かをさえ感じさせるくらい、行間と沈黙とみつめあう目の強さに意味を感じ取れる作品。
急に、自分の幼かった頃の、誰かをスキだった気持ちとか、すっげー大事にしていたものに対する執着とか、そういう匂いがそこから、ちいさな隙間から漂って、深夜、昼間に見た『僕は妹に恋をする』のなかの、人間の気持ちのまったく理屈を越えた強さとか、無軌道なのに、どこかでセーブしようとするから余計に、気持ちが止まらなくなる苦しさを思い出してしまう。
物語の筋としては、兄が妹をそして妹が兄を好きになって関係を結ぶというのは、まあそれなりにタブーの話としてはありがちかもしれない。
でも、この映画が他の似たような筋書きと際立って異なっている点は、松本潤と榮倉奈々のあまりにもドキュメンタリーなくらい肉薄したこころの揺れを映像として音楽にのせてしまった美しさだと思う。残像からこみあげる純粋な子どものころの何かをさえ感じさせるくらい、行間と沈黙とみつめあう目の強さに意味を感じ取れる作品。
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