女王蜂(1978)
とにかく重たい作品
横溝正史の原作を、市川崑・監督が映画化するというおなじみの作品の4作目くらいだと思います。
公家・東小路家のお殿様が、自らの無体の責任を使用人である馬丁に押し付ける。
その馬丁の子息が公家の家系に復讐を企む。「犯した罪の償い」というこのシリーズの共通テーマのとおり、ストーリーとしては至って単純なのですが…。
その復讐の怨念の重さ、陰湿さを思います。
犯人である大道寺銀造(仲代達也)がときおり思い浮かべる能登地方の暗い海は、その重さ、陰湿さのよい象徴だったのでしょう。
憎んでも憎んでも憎み足りない東小路家の仁志(佐々木勝彦)の血をひく大道寺智子(中井貴恵)。東小路家の血を絶つために、何度も智子に手をかけようとする銀蔵。しかし、そのたびに、自分が心から愛した亡き琴江(萩尾みどり)への思いが、その実行を妨げ、押しとどめる。
その智子が、血筋には関係なく銀蔵を父と慕う…。
重々しいというのか、おどろおどろしいというのか…、観るものを惹きつける力はあるのですが…。
ただ、一服の「清涼剤」は、この作品は、私の大好きな仲代達也の演技をたっぷりと楽しめたことでしょうか。
いずれにしても、面白くないわけではないのですが、娯楽映画としては、重たい作品ではあります。
[年月日不詳 TV放送(録画)観覧]
公家・東小路家のお殿様が、自らの無体の責任を使用人である馬丁に押し付ける。
その馬丁の子息が公家の家系に復讐を企む。「犯した罪の償い」というこのシリーズの共通テーマのとおり、ストーリーとしては至って単純なのですが…。
その復讐の怨念の重さ、陰湿さを思います。
犯人である大道寺銀造(仲代達也)がときおり思い浮かべる能登地方の暗い海は、その重さ、陰湿さのよい象徴だったのでしょう。
憎んでも憎んでも憎み足りない東小路家の仁志(佐々木勝彦)の血をひく大道寺智子(中井貴恵)。東小路家の血を絶つために、何度も智子に手をかけようとする銀蔵。しかし、そのたびに、自分が心から愛した亡き琴江(萩尾みどり)への思いが、その実行を妨げ、押しとどめる。
その智子が、血筋には関係なく銀蔵を父と慕う…。
重々しいというのか、おどろおどろしいというのか…、観るものを惹きつける力はあるのですが…。
ただ、一服の「清涼剤」は、この作品は、私の大好きな仲代達也の演技をたっぷりと楽しめたことでしょうか。
いずれにしても、面白くないわけではないのですが、娯楽映画としては、重たい作品ではあります。
[年月日不詳 TV放送(録画)観覧]
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