『さらば、わが愛/覇王別姫』でカンヌ国際映画祭のパルムドールを受賞した巨匠、チェン・カイコーが、見たこともないエンターテイメント大作を作り上げた。“未来における3000年前”の出来事。運命(プロミス)に翻弄され、それでも愛に向かって進もうとする男女の物語が、圧倒的な映像美の中で語られる。誰もが恐れる大将軍であり、愛することを知らなかった光明として、主演を務めたのは『ラスト サムライ』の真田広之。それぞれ昆崙と傾城に扮した韓国のチャン・ドンゴン、香港のセシリア・チャンともに堂々の演技を見せている。また、敵役のニコラス・ツェー、悲しみを背負った刺客のリウ・イェも魅力的だ。アジアの才能が結集して描いた、愛を求める人間の姿は、ゴールデン・グローブ賞外国語映画賞ノミネートを果たしている。
戦乱の世を舞台に愛を得ることを神に封印されてしまった女・傾城を愛してしまった男たちが、悲劇的な戦いを繰り広げるファンタジック・ラブストーリー。出演は真田広之、「友へ チング」のチャン・ドンゴン、「忘れえぬ想い」のセシリア・チャン。監督は中国映画界の“第五世代”を代表するチェン・カイコー。
戦乱の世。生きる術を持たず飢餓に瀕している幼女・傾城の目の前に女神が現れ、「愛を失う事」と引き換えに贅沢と権力者の寵愛を与えると持ちかけた。契約を交わす傾城。20年後。王からの信頼厚き無敵の将軍“光…
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※ストーリーの結末が記載されていることがあります。ご注意ください。
戦乱の世。生きる術を持たず飢餓に瀕している幼女・傾城の目の前に女神が現れ、「愛を失う事」と引き換えに贅沢と権力者の寵愛を与えると持ちかけた。契約を交わす傾城。20年後。王からの信頼厚き無敵の将軍“光明”は、侯爵“無歓”の謀反によって城に囚われた王の救出に向かっていたが、無歓がよこした黒衣の刺客“鬼狼”に襲われ重傷を負ってしまう。光明は部下の“昆崙”に、自分の代わりに城へ向かい王を救出せよと命じる。光明の代名詞である「華鎧」を着ていればただその姿を見ただけで敵は降伏するだろう。無歓の謀反は、王妃“傾城”を王から奪う為に起こされたものであった。華鎧を着て城に駆けつけた昆崙は、謀反の元凶として王の手によって殺されかけている傾城を救う為に、咄嗟に王を殺してしまう。王殺しの咎を負う事となった「華鎧」の本来の持ち主・光明だが、傾城への興味から昆崙と共に城へ向かい傾城を奪還する。昆崙は無歓に捕らえられてしまった。本当の王殺しが昆崙である事を悟った無歓はその証拠を握る昆崙を殺せと鬼狼に命じるが、鬼狼は自分と同じ“雪国”の一族である昆崙を逃がす。逆上した無歓は鬼狼から「黒衣」を取り上げた。「黒衣」を着た者は時空間を飛び越える能力を授けられ、故に死を超越する事が出来るが、一度着た者はそれを脱ぐと死んでしまう。死に絶える鬼狼。傾城は王の兇刃から助けてくれた華鎧の男として光明を愛する。無歓は光明のかつての部下を餌に光明をおびき寄せる。部下への愛情から城へ向かい無歓の罠にかかり捕らえられてしまう光明。王殺しの罪人・光明の処罰を決める元老院裁判が始まる。昆崙は悲しむ傾城の為に、華鎧を着て王を殺したのは自分であると“偽証する”事により、光明を助けると約束する。法廷で王殺しのいきさつを証言する昆崙。傾城は自分を助けてくれたのが昆崙であった事を悟る。王殺しの縄にかかる昆崙。しかし傾城も共犯として囚われる。光明は無歓に、自分の命と交換に2人の解放を頼むが、無歓の兇刃にかかって光明と昆崙は倒れる。解放された傾城は光明の愛を知り悲嘆にくれる。「黒衣」をまとう事で自らの生をつなぎ止めた昆崙は、傾城を連れ、「始まりの時」へと時間を飛び越えていく。