親友の死をきっかけに再会する3人――青春映画を思わせる展開もそこそこに、大いなる自然に投げ出された“シティ・スリッカーズ(都会人)”たちの身に降りかかる災難また災難……。“大人になりきれない大人版”『グーニーズ』といったところか。“巻き込まれ型”ダン、“燃え尽き症候群”ジェリーに“ハッタリ屋”トムと、三者三様のキャラクターが面白い。そんな三人をアメリカではティーンや子供に絶大な人気を誇る面々が演じている。中でもダンを演じるセス・グリーン。『ホテル・ニューハンプシャー』『ラジオ・デイズ』の“そばかす虚弱少年”は、困った顔が印象的な、まさに“巻き込まれ型”コメディアンとして地位を確立した。ベン・スティラーの後釜を狙ってほしい俳優だ。
宝探しとばかりにお気楽な川下りに繰り出した都会のやさ男3人組が、思いがけず迷い込んだ森の奥深くで次々と災難に遭遇する様を描いたアドベンチャー・コメディ。 劇中はパロディが満載で、「マトリックス」からテーマ曲まで使用した「インディ・ジョーンズ」、森の中のチェイスでは「スター・ウォーズ/ジェダイの復讐」のスピーダーを思わせるシーンが登場。監督は「リトル★ニッキー」「Mr.ディーズ」のスティーヴン・ブリル。主演は、コアな層に人気の若手中堅俳優セス・グリーン。
30歳を迎えた時、仲間のひとり、ビリーが死んだという連絡が入る。遺された3人は、仕事に情熱を見つけられず、恋人との関係も上手くいかないジェリー(マシュー・リラード)、神経過敏で、医者になったものの相…
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※ストーリーの結末が記載されていることがあります。ご注意ください。
30歳を迎えた時、仲間のひとり、ビリーが死んだという連絡が入る。遺された3人は、仕事に情熱を見つけられず、恋人との関係も上手くいかないジェリー(マシュー・リラード)、神経過敏で、医者になったものの相変わらず度胸のないダン(セス・グリーン)、ハーレーを乗り回し、何をして稼いでいるのか分からない自由人のトム(ダックス・シェパード)が、久しぶりに再会。かつて遊んだ砦やがらくたの入った懐かしい宝箱を前に、3人は時間を巻き戻すような思いだった。そして彼らの目が、一枚の地図に釘付けとなる。それはビリーが遺したもので、子供の頃に夢見ていた伝説の男、D・B・クーパーが隠した金の在り処を示すもの。ビリーは大人になっても、本気で財宝を探していたらしい。そして3人は、「30歳だから、バカをやるのは最後のチャンスだ!」という妙な掛け声とともに、宝探しの旅を決意するのだった。懐メロをガンガン鳴らし、歓声をあげながら到着したのは、川下りの出発点となる田舎町。彼らは無謀にもカヌーで森を進もうとしているのだった。ビール片手の快調な滑り出しに心は益々ハッピー。しかし最初の夜からトラブルが発生。子熊と間違えられた(?)ダンが、親熊にさらわれてしまったのだ! 何とか脱出に成功したものの、3人は木の上で一夜を過ごし、頼みの携帯も食べられてしまう。それでも彼らはめげることなく旅を続ける。次なる試練は激流下りだが、かつて川でガイドをしていたトムがいれば問題ナシ。しかしその甘い考えは、滝にのまれて粉々になる。カヌーは壊れ、地図は流され、手元に残ったのは子供の頃に使っていた「インディ・ジョーンズ」のロゴが入ったオマケのコンパスだけ。次に待ち受けていたのは、ジャングルでマリファナを栽培している悪党2人組。彼らは3人の侵入者に腹を立て、ショットガンをブッ放しながら追いかけて来る! 命からがらその場を逃れた彼らの前に、またしても謎の人物が登場。それは裸同然で木の上に住む、ヒッピー崩れのお嬢さんたち。3人組は命を狙われたことなどすっかり忘れ、彼女たちと“裸の付き合い”をしようと躍起になる。ところがそこに先程の悪党たちが襲いかかり、森の中を駆け巡る最悪のチェイスが始まった。