風前の灯
幸平は田舎から上京してきた。新宿駅の広場で、無一文の空っ腹をかかえ、ぼんやり立っていると、不良たちに脅された。前から彼らが目をつけていた郊外の一軒だけ離れて建っている小住宅、佐藤家に強盗にはいるのに誘いこまれた。彼らが狙っているのも知らず、佐藤家では、人々が慾の皮をつっぱらせた生活を今日もするのだ。佐藤てつはこの家の主だ。小金を貯めたこの強慾婆の懐を息子の金重、百合子夫婦は狙っている。金重は、大学は出たけれど下駄屋の店員をしている。彼は懸賞の一等、五、六万円もするカメラに当選したが、てつ婆には、黙っていた。同居人の美代子は喫茶店のウェイトレスで、大学生の北村と良い仲だ。アイロンで畳を焦し、老婆と大喧嘩をして部屋を出ることになった。百合子の妹さくらは年下の夫とアパート暮しをしていたが、金重の当選を知り、金を目当てにやってきた。
>>『風前の灯』あらすじ・解説
作品情報 - 風前の灯
| ジャンル | コメディ |
|---|---|
| 製作年 | 1957年 |
| 製作国 | 日本 |
| 配給 | |
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