あらすじ・解説 - この道は母へとつづく
子どもは大人のように絶望したりしない。生きるのに必死でそんな暇はないのだ。貧困ゆえに道義心も枯れ果てた孤児院長や、抜け目なく金儲けに徹する養子縁組みの仲介業者らをよそに、子どもたちは大人を当てにせずに生きてゆく知恵を身につけ、図太くたくましい。主人公の愛くるしいワーニャにしても、哀れを誘う不幸な少年というわけではない。一念岩をも通すガッツで危機また危機の連続を乗り越え、奇跡を呼び寄せるのだ。実話をもとにした本作で、ささやかな希望がもたらす幸せの可能性を示したのは、ロシアの新鋭監督アンドレイ・クラフチューク。05年のベルリン国際映画祭少年映画部門グランプリに輝いている。
解説 - この道は母へとつづく
本当の母親に出会うため、独学で読み書きを学び、孤児院を脱走した少年。その苦難の道程を描く。新聞に掲載された一人の孤児の記事を基に、これまで様々なドキュメンタリーやTVドラマで高い評価を受けてきたアンドレイ・クラフチュークがメガホンをとった。主人公の少年を演じるのは、長編映画初出演となるコーリャ・スピリドノフ。2005年ベルリン国際映画祭少年映画部門グランプリを受賞。
あらすじ - この道は母へとつづく
極寒のロシア。フィンランドとの国境に、一つの孤児院がある。貧しい孤児達にとっては、裕福な養父母を得ることが一番の幸福とされていた。ある日、孤児院を訪れたイタリア人夫妻は、六歳のワーニャ(コーリャ…
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